石神井町の家Ⅲ
東京, Japan
- Architekten
- 遊空間設計室
- Standort
- 東京, Japan
- Jahr
- 2011
都内の住宅地に建つ小さなコートハウスです。
大きな傘の下に家族が集まり、手が届きそうな大小の花や緑と住まいが共にあるというイメージが空間になりました。中庭に大きく開いた窓、地窓や小窓は高さ、幅、大きさも一つ一つ違っています。それぞれの窓から室内に降り注ぐ光が微妙な凹凸のある淡くグレーがかった左官の壁に乱反射して空間を包み、影と奥行きを生み出しています。
1、2階は中庭の緑に視線も生活も向いています、逆に屋上は360度どこまでも外が見渡せる開放的な場所になっています。この、内と外の交流が生活に心地よさと安心感を生むと考えました。敷地と対峙すると思いがけない隙間に落ちる光や風を発見することがあります。その手助けを建築が担えば、ささやかな土地であっても緑豊かな生活が可能になると考えています。
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