二重窓の集合住宅
東京都大田区, Japon
- Architectes
- MARU。architecture
- Lieu
- 東京都大田区, Japon
- Année
- 2017
昼夜を問わず車が走り抜ける環七通りに面して建つ集合住宅です。通りから住環境を守ると同時に、街環境にも寄与する建築を考えました。
敷地なりに雁行する住戸の外壁の外に、大きな壁をもう一枚立てます。住戸の窓と外側の大きな壁に開けた孔がずれることで、道路を走る車の背を視覚的に遮断し、住環境を守ります。
大きな壁はわずかに吸音性能のある柔らかな左官で仕上げます。この建築だけでは環七の環境を変えることはできませんが、もしも街並みをこのような吸音性のある素材へと変えたなら、街を少しだけ静かにすることができます。
この一枚の大きな壁が住環境を守る殻であり、街環境を変えるモデルとなります。
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