全景 / 山を抱く巨大な遊具建築
Photo © Shigeo Ogawa
歩行者用アプローチ / 奥の敷地の接道路を歩行者動線に兼用
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車両用アプローチ / 2階を張り出しつつ既存車両動線も保持
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エントランスホール兼事務室 / ピロティ終点に入口を見守れる事務室
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中庭と信夫山 / 周遊路とひな壇屋根で信夫山を切り取る
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１歳児保育室 / 隣同士は透明なトイレ扉を挟んで助け合う
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５歳児保育室 / 必要に応じ可動間仕切で一時保育室を分離
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遊戯室 / 山の勾配を模した屋根と開口配置による借景
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遊具化された建築要素 / 屋根や壁や避難経路を、安全性を担保し遊具に利用
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上下するグレーの帯 / RC→フレキ、目隠し→落下防止へと姿と役目を変える連壁
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調理室 / 子どもも中を覗き込める大窓で食育に寄与
Picture © Shigeo Ogawa
ランチルーム / ひな壇下を利用した1.5層の天井
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日陰の空間 / 運動会観覧席として
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北立面 / 遠望される側は近隣になじむボリューム
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俯瞰（夕景）/ 山並に納まるスカイライン
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中庭（夜景）/ 子どもの滞在時間の長い施設のため低い色温度の照明計画
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てぞーろ保育園
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- 福島, Japan
- Jaar
- 2019
福島市に建つ「Tesoro=宝箱」という意味の定員90名の認可保育所。
園児がのびのび遊べる環境づくりのため、私道の合筆から提案し、地表の車両動線を残しつつ上階に保育室を張りだすことで、広く整形な園庭を確保しながら全体を安全な2階建てにまとめました。
建築は雄大な信夫山の景観を取り込むべく西に閉じ東に開かれ、行き止まりのない回遊動線に滑り台やボルダリング壁のとりつく“巨大遊具”のような立体的な園舎に、防犯性や視線を調整する穴の開いたグレーの壁が上下しながら巻き付く構成。基壇はＲＣ、目や手に近い部分は木、屋根や外周は金属鋼板と、素材も適切に使い分けた上、使い手が今後手を加えていける余地も残しました。