歴史的街並みが残り、自然に恵まれた山鹿市の中心地に建つ伝統校。105角~240角を扇状に組んだ架構は、木々の美しさを際立たせながら、明るく多様な学習空間を実現している。アプローチとなる「学びの街道」は、灯籠まつりの際には千人の踊り手に彩られる。教室はすべて「学びの原っぱ」に向かい、風・光・音で満ち溢れる。生活と学びと地域が室内外一体となり「幸せなローカリティ」を生み出し、これからの学校建築を牽引する。